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共同制作したドキュメンタリー映画がサンダンス映画祭に選出

Director Shiori Ito giving a speech after the world premiere at Sundance Film Festival 2024

弊社が撮影と制作で参加した長編ドキュメンタリー「Black Box Diaries」が、米インディペンデント映画の祭典として知られる第41回サンダンス映画祭国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門に選出され、世界初上映されました。


サンダンス映画祭は最も権威のある映画祭の1つで、アメリカ最大のインディペンデント映画祭です。過去には、『セッション』(14) 『ミナリ』(21)『コーダ あいのうた』(22)などアカデミー賞を多数受賞した作品が出品されています。クエンティン・タランティーノ監督や、デミアン・チャゼル監督(La La Land)、ライアン・クーグラー監督(ブラックパンサー)などを発掘した国際的映画祭でもあります。


世界153カ国から1万7435作品の応募があった中、本作「Black Box Diaries」はワールド・ドキュメンタリー部門の1本として選出されました。日本映画の歴史でドキュメンタリー映画がこの映画祭で選出されたのは今回が2作目。歴史的な快挙です。


Egyptian theater at Sundance Film Festival 2024

本作は、ジャーナリストの伊藤詩織さんによる、自身が被害にあった性的暴行を調査に乗り出していく姿を記録した、これまでにないドキュメンタリー映画です。イギリス、そしてアメリカとの国際共同製作として、実に6年もの製作期間を経て完成しました。


日本の司法制度と社会状況を浮き彫りにしながら、日本の歴史が変わる瞬間を記録した」として、Variety誌やLAタイムス、ローリングストーンズ誌など大手業界紙から高い評価を受けました。


プレミア上映後に世界中の映画会社から配給権のオファーをいただき、アメリカで秋から劇場公開予定です。国際映画祭での上映は続きます。日本公開の予定が決まり次第、こちらでご報告させていただきます。

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